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台湾・九份でスリ被害多発!観光時の防犯対策を徹底
2025/2/21
最近、台湾の観光地、特に九份で日本人観光客のスリ被害が急増しています。夜市や永康街、中山駅周辺でも被害が報告されており、貴重品の管理には十分注意してください。
スリ・盗難防止のポイント
✅ バッグは必ず身体の前で持つ
✅ ファスナーはしっかり閉め、手で押さえる
✅ 財布やスマホを後ろポケットに入れない
✅ 貴重品は分散管理し、不要なものはホテルの金庫に保管
特に九份では要注意!
九份は観光客で常に混雑しており、狭い路地が多いためスリが発生しやすい場所です。
⚠️ 人混みではバッグを前に抱え、常に手を添える
⚠️ 観光中に他人にぶつかられた際は、すぐに持ち物を確認
⚠️ 写真撮影に夢中になりすぎず、荷物の管理を怠らない
被害に遭ってしまったら
🔹 すぐに最寄りの警察署・派出所で盗難届を提出
🔹 クレジットカードを紛失した場合は、すぐに利用停止の手続きを
🔹 盗難か紛失か判断できない場合も、警察に遺失物届を提出
窃盗事件の加害者とならないために
台湾では、忘れ物を拾っただけでも窃盗と誤解されることがあります。
⚠️ 他人の荷物には絶対に触らない
⚠️ 自分の荷物には目印をつけ、管理を徹底
⚠️ 飲食店やフードコートでは、席を立つ前に必ず持ち物を確認
過去には、日本人観光客が他人の荷物と勘違いし、1ヶ月以上帰国できなくなった事例もあります。トラブルを避けるため、慎重な行動を心がけてください。
📍 日本台湾交流協会 台北事務所
📞 (02) 2713-8000(内線2111~2112)
📍 日本台湾交流協会 高雄事務所
📞 (07) 771-4008
安全な台湾旅行を楽しむために、防犯対策を万全に!
頼清徳総統、安倍昭恵氏と会談—台湾海峡の平和と日台関係の深化を強調
2025/2/20
頼清徳(らいせいとく)総統は21日、安倍晋三元首相の妻・安倍昭恵氏と総統府で会談しました。会談の中で、石破茂首相がトランプ米大統領との日米首脳共同声明で台湾海峡の平和と安定の重要性を強調したことに感謝を表明し、「安倍氏の理念は石破首相によってさらに一歩全うされている」と語りました。
石破首相は今月7日にトランプ米大統領と首脳会談を行い、その後の共同声明で、台湾海峡の平和と安定の維持が極めて重要であると改めて確認。力や威圧による一方的な現状変更の試みに反対する立場を明確にしました。また、台湾の国際機関への「意味ある参加」を支持する意向も表明しています。
頼総統は、安倍元首相が提唱した**「自由で開かれたインド太平洋」の理念に言及し、国際社会に台湾海峡やインド太平洋地域の安定への関心を呼びかけたことに対し、改めて感謝の意を示しました。また、安倍氏の台湾に対する友情や、昭恵氏が安倍氏の理念を引き継ぎ、さまざまな公の場で台湾海峡の平和の重要性を訴えていること**に敬意を表しました。さらに、昨年12月に昭恵氏がトランプ夫妻の招きで訪米した際、台湾海峡問題について台湾のために発言したことに感動したと述べました。
頼総統はまた、権威主義国家の拡張が進む中、台湾は日本、米国、欧州連合(EU)など理念を共有する国家と引き続き協力し、世界と地域の平和と繁栄のために共に貢献していくとの考えを示しました。そして、昭恵氏の努力が、地域の平和と安定のさらなる進展につながることに期待を寄せました。
昭恵氏は、安倍氏の逝去時、当時副総統だった頼氏が安倍氏の自宅を弔問に訪れたことに触れ、「頼氏の厚い友情や温かい心遣いを一生忘れない」と感謝の意を伝えました。また、安倍氏の遺志を継ぎ、台湾と日本の関係発展のために尽力していく決意を示しました。
この会談を通じて、日台の友好関係がさらに深まることが期待されます。
台湾ヒップホップ界の女性蔑視問題—シンガーソングライター・ホワイトが議論を呼びかけ
2025/2/20
台湾のヒップホップ界における女性蔑視問題が議論を呼んでいる。シンガーソングライターの**ホワイト(壊特)**は19日、「女性を侮辱する言葉が文化に深く根付いている」と指摘し、ジェンダー問題についての議論を促した。
発端は、ティックトックでヒットした楽曲に女性蔑視の歌詞が含まれていたことや、ラップ歌手による女性への攻撃的な発言。ホワイトは、「男性優位の価値観が音楽に反映されている」と苦言を呈し、「社会には未だ隠れた偏見がある」と強調した。
彼女は、「ジェンダーが尊重される環境を作り、女性が自己実現し、男性も社会の期待に縛られずにいられるように」と訴え、音楽を通じた意識改革を呼びかけた。
南投県の桜が見頃に!九族文化村は満開、清境農場は間もなくピークへ
2025/2/20
台湾中部・南投県の桜の名所で、桜が徐々に見頃を迎えています。約6000本の桜が植えられている九族文化村では、ヤエザクラがすでに満開となりました。マメザクラの開花は約8割に達し、今月末には満開を迎える見込みです。ヤエザクラの見頃は来月1日までとされています。
一方、標高1750メートル超の清境農場では、現在の開花状況は2割程度。気候の影響で平年より開花が遅れており、カンヒザクラやヤエザクラが最近咲き始めました。28日からの3連休には満開になる見込みで、これからの時期が最も美しい桜を楽しめそうです。
桜が彩る南投県の名所を訪れる絶好のタイミングとなるため、観賞を計画している方はぜひこの機会をお見逃しなく!
台湾・雲嘉南と鹿児島・出水市が協力強化!エコツーリズムと観光PRを推進
2025/2/20
台湾中部・雲林県や南部・嘉義県、台南市沿岸部の景勝地を管轄する観光署(観光庁)雲嘉南浜海国家風景区管理処(雲嘉南管理処)は19日、鹿児島県出水市とエコツーリズム、観光活動、産業振興に関する協力覚書を締結しました。AIを活用した鳥類識別システムを導入するほか、共同で観光PRを進めていきます。
観光署の林信任副署長は、台湾の観光産業が2015年に訪台外国人旅行者が延べ1000万人に達して以降、持続可能な観光(サステナブル・ツーリズム)を目指していると説明。バードウオッチングをはじめ、環境保護を基盤とした観光の発展に意欲を示しました。また、台湾ではバードウオッチングに加え、サイクリングを通じて地元住民との触れ合いも楽しめるとし、さらなる交流促進に期待を寄せました。
一方、出水市の椎木伸一市長は、この協力によって台湾の旅行者に出水の魅力をより深く理解してもらいたいと強調。今年3月には、出水市内で雲嘉南エリアの魅力を紹介する写真展を開催し、台湾旅行の促進を図るとしています。
雲嘉南管理処の徐振能処長は、雲嘉南エリアに飛来するクロツラヘラサギと、出水に多く飛来するツルに言及し、生態系保護とエコツーリズムの推進に大きな価値があると語りました。
今後、台湾と日本の連携が強化され、自然を活かした観光がますます発展することが期待されます。
安倍昭恵氏、台北の国際会議で講演—安倍元首相の台湾への想いを語る
2025/2/20
安倍晋三元首相の妻・安倍昭恵氏が21日、台北市内で開催された国際会議で講演を行いました。講演の中で、安倍元首相と親交のあったトランプ米大統領について、「時々挑発的なことも言うが、心根では平和を愛し、優しい心を持っている」と語りました。
昭恵氏が登壇したのは、民主主義国家の連携強化を目的とする「ハリファックス国際安全保障フォーラム」です。この会議は70カ国以上の政府関係者や専門家、学者が集まり、20日から2日間の日程で開催されました。特に注目すべき点は、同フォーラムが北米以外の地域で初めて開催されたことであり、台湾での開催には大きな意義があるとされています。
昭恵氏は講演を英語で実施。その中で、今回の会議が台湾で開かれたことについて「とても大きな意味がある」と強調しました。また、安倍元首相が生前、「台湾有事は日本有事」と発言していたことに触れ、「彼は台湾を愛していた。そしてこの地域の平和を誰よりも願っていた」と述べ、感極まって涙ぐむ場面もありました。
この講演を通じて、安倍元首相の理念や台湾に対する想いが改めて強調され、日台関係のさらなる深化が期待されます。
台湾、10人の戸籍を抹消 中国身分証の所持が発覚
2025/2/20
内政部(内務省)は20日、中国の身分証を所持していたとして、10人の台湾戸籍を抹消したと発表した。台湾人の中国身分証所持や申請拠点の存在をユーチューバーが暴露したことを受け、法務部調査局と内政部移民署が調査を実施していた。
内政部の呉堂安常務次長によると、通報を受けた30人以上を調査し、意見聴取の後、すでに10人の戸籍を廃止。また、先月には台湾出身のテコンドー選手ら3人も中国身分証を所持していたとして台湾籍を剥奪されていた。